(趣旨)

第1条　この規則は、出雲崎町定住促進奨学金貸与基金の設置、管理及び運営に関する条例(令和7年出雲崎町条例第13号。以下「条例」という。)の施行に関し、必要な事項を定めるものとする。

(貸与の申請)

第2条　出雲崎町定住促進奨学金(以下「定住促進奨学金」という。)の貸与を受けようとする者は、出雲崎町定住促進奨学金貸与申請書(様式第1号)に次の書類を添えて指定された期日までに出雲崎町教育委員会(以下「教育委員会」という。)に提出しなければならない。

(貸与の決定)

第3条　前条の規定により定住促進奨学金の貸与の可否を決定した場合は、出雲崎町定住促進奨学生決定通知書(様式第2号)により通知するものとする。

(連帯保証人)

第4条　前条の規定により決定された者で定住促進奨学金の貸与を受けようとする者は、連帯保証人1人を立てなければならない。

(定住促進奨学金の貸与)

第5条　定住促進奨学金は、毎年度条例第4条に定める額を一括して貸与する。

(借用証書等の提出)

第6条　第3条の規定により貸与の決定を受けた者は、出雲崎町定住促進奨学金借用証書(様式第3号)に連帯保証人の印鑑登録証明書を添えて教育委員会に提出しなければならない。

(定住促進奨学金貸与の休止等)

第7条　定住促進奨学金の貸与を受けている者が、休学等により当該年度の修学期間が6月に満たない場合は、翌年度の定住促進奨学金の貸与を休止することができる。

(定住促進奨学金の廃止)

第8条　定住促進奨学金の貸与を受けている者又はその保護者が、次の各号のいずれかに該当する場合は、定住促進奨学金の貸与を廃止することができる。

(定住促進奨学金返還明細書の提出)

第9条　定住促進奨学金の貸与を受けている者が次の各号のいずれかに該当する場合は、連帯保証人と連署のうえ、出雲崎町定住促進奨学金返還明細書(様式第5号)を別に指定した日までに提出しなければならない。

(返還免除の申請等)

第10条　条例第6条に規定する返還の免除を受けようとする者は、出雲崎町定住促進奨学金返還免除申請書(様式第6号)に、同条に規定する事由を証する書類を添えて教育委員会に提出しなければならない。

(定住促進奨学金の延滞金の額)

第11条　条例第7条第2項に規定する延滞金の額は、返還期日の翌日から返還の日までの期間の日数に応じ、延滞額に年7.3パーセントの割合を乗じて計算した金額とする。ただし、100円未満の端数を生じたときは、切捨てるものとする。

(返還の猶予)

第12条　町長は、進学、疾病又は災害その他正当な事由により定住促進奨学金の返還をすることが困難と認めた者には、願い出により相当の期間その返還を猶予することができる。

(届出の義務)

第13条　定住促進奨学金の被貸与者等は、次の各号のいずれかに該当するときは、直ちに、その旨をそれぞれ当該各号に定める様式により、必要な書類を添えて教育委員会に提出しなければならない。

(定住促進奨学金の辞退)

第14条　定住促進奨学金の貸与を受けている者は、いつでも定住促進奨学金の辞退を申し出ることができる。ただし、既に貸与を受けた定住促進奨学金については、この限りではない。

(即時返還)

第15条　町長は、被貸与者が貸与を受けた定住促進奨学金を返還すべき日にこれを返還しなかったとき、又は虚偽その他不正な方法により貸与又は返還免除を受けたことが明らかになったときは、返還未済額の全部又は一部について直ちに返還を求めることができる。

(雑則)

第16条　この規則に定めるもののほか必要な事項は、別に定める。